心の苦しみを歌にしていた頃

僕は18歳の後半からずっと歌を書くのが趣味です。作詞作曲です。

高校時代ギターを始め、沢山のミュージシャンの曲をコピーしてきたので自分の歌を書きたいというのはごく自然の流れでした。

 

うつ病になった時にもその苦しみを吐き出すように「叫び」のような歌を書いていました。その歌をライブハウスで弾き語りで歌ったりもしてました。

 

楽しい大人になってからは曲に変化がありました。詞は明るく、曲も明るく、ユーモアにあふれた歌を書くようになりました。

 

そして現在、歌が書けなくなりました。今の自分がとても気に入っているので歌にしてまで何かを伝えたいと思わなくなったからです。尊敬する亡くなられた歌手、高田渡さんが昔、言っていた言葉。「歌わないことが一番いい」。その意味が今しみじみわかります。